CASE STUDY

「お悩み訴求」をやめたら、
InstagramのViewが+46.5%伸びた話

美容室カミーユ様(千葉市・浜野駅)|SNS運用支援

2026.05

平均再生回数
+46.5%
135回 → 198回
投稿後9時間の再生
+57%
70回 → 110回
過去最高の再生数
288回
1本の動画で
見られない動画
激減
100回未満が0本に
💡 用語の説明:再生回数」=動画が見られた回数 / 「届いた人数」=投稿を見てくれた人の数 / 「9時間後の再生」=投稿してから9時間経った時点で何回見られたか
01 — BACKGROUND

課題:「お悩み訴求」が伸び悩んでいた

千葉市の美容室カミーユ様(オーナー1名運営)から、Instagramリール動画の運用支援のご依頼をいただきました。

当時の状況は、「白髪のお悩み、抱えていませんか?」のようなお悩みを煽る投稿が中心。月平均で約12本投稿していたものの、見てくれる人は増えず、4月の動画は1本あたり平均で131回しか見られていませんでした。

特に4月末には、5本連続で再生100回以下(最低51回)という暗黒期も。同じような文章の繰り返しが、Instagramの「おすすめ表示」から外れる原因になっていた可能性があります。

02 — STRATEGY

仮説:ペルソナと訴求の不一致

カミーユ様のターゲット顧客像を改めて整理すると、以下のような特徴が見えてきました。

項目内容
年齢層40〜60代女性
性格本物志向・売り込み感に敏感
SNS行動見る専門・コメントせず、じっくり読む
好む雰囲気静か・落ち着き・親しみやすさ

このような方々に対して「お悩み→解決」の直球な売り込みは、「広告っぽい」と感じられて、すぐ画面を消されていたのではないか。これが私たちの仮説でした。

03 — APPROACH

実行:3つの方針転換

POINT 1

アメブロ連動の「物語型」コンテンツへ

サロンオーナーが書いている既存のアメブロ記事をベースに、動画用のストーリーへ作り直し。「沖縄ヘナ研修レポート」「コーヒーショップで褒められた話」など、お悩みを煽るのではなく、実際の体験談やお店の裏側を中心に伝えるようにしました。

POINT 2

AIアフレコ(オーナーの声クローン)の導入

オーナーご本人の声をAIで再現し、動画にナレーションをつけました。「文字を見るだけ」より「目と耳の両方で伝わる」ことで、じっくり見るお客様により深く届くようになりました。お客様の名前は出さない、押し売り感を出さないなど、誠実さを保つルールも併せて運用しています。

POINT 3

40〜60秒の中尺で「じっくり見せる」

これまでは20秒前後の短い動画が中心でした。ですが、カミーユ様のお客様は「じっくり読み込む方が多い」ため、短すぎる動画では物足りなく感じられていました。そこで、しっかり伝わる長さに変更しました。

04 — RESULTS

結果:1ヶ月で大幅改善

項目施策前(4月)施策後(5月)変化
1本あたり 再生回数の平均131回198回+51%
1本あたり 届いた人数の平均110人163人+48%
1本あたり いいね数の平均14.016.8+20%
過去最高の再生回数206回288回+40%
投稿後9時間の再生回数(平均)約65回約110回+69%
再生100回以下の動画4本(33%)0本(0%)完全消滅

特に印象的だったのが、「あまり見られない動画」がゼロになったこと。一番再生されなかった動画でも51回 → 157回まで底上げされ、毎回安定して見られるようになりました。

沖縄ヘナの産地まで行ったレポート動画が、再生数288回でアカウント過去最高。「裏側・想い」を伝えることが、いちばんの広告になると確信しました。

— きつねびより制作室
05 — LESSONS

学び:3つの気づき

① お客様像に合わない発信は伸びない

「お悩み→解決」は売れそうに見えて、本物志向のお客様には響きませんでした。誰に向けて作るかをまず固めることが、何より大切だと再確認しました。

② AIアフレコは「物語」とセットで効く

ナレーションを付けただけで全部が伸びたわけではありません。「お悩み訴求+ナレーション」は相変わらず伸びませんでした。動画の内容そのものと組み合わせて初めて効果が出ます。

③ 数字を見ながら改善する

「なんとなく」ではなく、データで判断するように。投稿後9時間で勝負がほぼ決まることも分かり、投稿する時間帯の見直しにもつながりました。

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